3年生のポイント

わり算と小数が登場します。わり算は四則計算のなかでいちばん難しいのですが、今後の算数そして数学の学びを支える計算ですから大切にしたいところです


2年生算数のポイント

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表の見かた

の数で優先して学びたい単元を仕分けしました。

「無理をしなくていい内容」・・・今は理解しにくくても、今後の授業や生活の中でフォロー可能な単元です。

「気をつけたい内容」・・・当該学年ではちょっと難しいけど、今後は知っているものとして扱われるため注意が必要な単元です。


かけ算の筆算

2けた×1けたより大きい数どうしのかけ算も筆算の出番です。たし算とくらべて手間がかかりますが、やはり計算過程が可視化され保存できることは大きなメリットです。かけ算で特に複雑になりがちなのがくり上がりですが、これは原稿用紙を利用することで安心して取り組めます。くわしくは下でご紹介しているプリント教材や「さんすうドリルC」・「教えてみよう算数」をご覧ください。

「かけ算」のプリント教材はコチラ

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A4×4枚組
3年生のかけ算プリント.pdf
PDFファイル 908.3 KB

さらに深く学ぼうと思ったら・・・



わり算

ただ分けるだけでなく、速さや密度そして割合を調べるにあたって欠かせないのがわり算。そんな社会を知る眼となるわり算を学ぶうえで大事なのが「同じ数ずつ分ける=等分」です。兄弟がいなかったり友達と遊ぶ機会が少なかったりすると、おやつや遊具を等分する経験が不足しがちになります。ご家庭で積極的に等分することを体験させてあげましょう。飴やトランプのようなもともとバラバラのものは分けやすいのですが、たとえばテープは長さの単位で計量しなければきちんと等分できません。ここでいちど、いろいろな量の単位についておさらいしてみるの良いかもしれません。

また、余るという言葉に慣れていないと、わり算にあまりが出るわけがわかりにくくなります。等分して分けきれないはんぱを余りと呼ぶことも教えてあげましょう。

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小数

小数の役割は単位で測りきれない” はんぱ ”の部分を表すことです。教科書によっては「1Lより少ないあと少し」とか「はした」といった言い方で導入されますが、少し難解な表現です。もしお子さんが戸惑っていたら” はんぱ ”のことだと教えてあげてください。

小数は1を10等分したもので” はんぱ ”を測るため、十進法が分かっていれば分数と比べて馴染みやすい存在です。小数文化圏に属するわが国では、” はんぱ ”の量は小数で表す機会が多くなります。高学年で出会う単位量あたりや割合の学習でも欠かせない存在ですから、位取りの復習も兼ねてじっくり取り組みましょう。

 

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3年生の気をつけたいところ

気をつけたい内容については別ページにてまとめてあります。