支援学校や学級での算数は少しだけ物足りない。そういう子どもたちに、私たちはちょっと背伸びした内容の学びをご提案しています。
たとえば、四則計算ができている子には、単位量あたりや割合の学びにつながる小数や分数をおすすめします。中学生や高校生なら、数学の入り口である正負の数を学ぶのもいいでしょう。
「質」を比べるための単位量あたりや二つの量の関係をあらわす割合、プラス・マイナスの表記は日々の生活やニュースの中で盛んに使われるため、知らないことが子どもたちの今と未来の不利益につながりかねません。
私たちの願いは、一人でも多くの子どもたちに算数を通じて社会を見る眼を養ってもらうことです。